diary

夢を見た。
いや、たぶん毎日のように夢は見るのだろうが、今日のはなぜかよく覚えている。登場人物は俺含め3人。まぁめったに出演しない人と、よく出演する人がいたりしたなぁ。まぁ、夢なんてぇもんは勝手なもんだ。よく考えたら去年は寝ても仕事していたなぁ。それを考えれば、、、1000倍いい夢だ。

買い物の話し。あまりモノを買わない俺は、なにか一大決心して購入を決めるとすぐ壊れそうな安いものは買わない(いや、パンツや靴下は安いものを買いますが)。安いものがダメというのではない。もちろん、安くてしっかりしているものに越したことはない。品質がきちんと保証されていたり、作りがしっかりしているものを選ぶとどうしてもコストが高くなってしまうことが多いというだけで。

たとえば。「今だけつかえればいいから」と中古車を買ったらすぐに壊れた。修理したら結構かかった。結局新車を買ったほうがよかった、なんて話はよく聞く(車じゃなくてもね)。やっつけ的にほんのわずか先の未来しか気にせずに買い物をすると、買ったその直後はよくても長い目で見ると損をする。

これは『モノを作る』ということにも言える。

目先のことしか考えず、さほど時間とお金をかけたくないからと、というやっつけ的な仕事をすると後々致命的な不具合が必ず発生する。『動けばいいんだ』で作るとそうなる。

逆に長い目で見て、時間とお金をかけてしっかり設計して作ったものは後々致命的な不具合が発生しにくい。しないとは言わないけど。

ただし、後者のやり方の場合。なぜこんな簡単なことに時間とお金がかかるのかと思われかねない。いや思われるんだな。稼動初期においては目先重視でちょちょっと作ったものもじっくり作ったものもさほど質に差は見られないことが多いから。

短時間で安価でできれば『成果』だと認められると、みんな『成果』重視=目先重視=やっつけ仕事になる。本当の『成果』は短時間で安価で作ることができて長い時間の運用に耐えられること。でもそんなのは無理だ。品質と運用を考えたらどうしてもそれなりの時間が必要だ。だけど、評価する人によってはやっつけ的に、その場しのぎ的に作った方が高く評価されてしまうんだな。

だからダメなんだよ。