diary

小学生のころ「注射」ってのが非常にイヤだった。

そんな頃から好き好んで注射するヤツなんていないだろうが、泣こうが強がろうが平静を装うが、最終的にはみんな打った。いや、打たれた。

はしか、日本脳炎、インフル予防、ツ反応。

当時は、学校に先生が来てとにかくまとめ打ち。
今思えばこそ注射より痛いことに、1度だけ逃げたことがある。
1年生か2年生かのころ、登校はしたけど、打たずに帰ってきた。
どうやったかは覚えていないんだけど。仮病かな。

鮮明に覚えているのはバックれた後の話。当然、帰宅後に猛烈に叱られた。

散々しかられまくった挙句、その日のうちに近所の内科で打った。

帰り道か、帰った後かに
「あんたねー学校だったらタダだけど、病院来たら有料なんだよ!」
という感じの一言を言われたことは今でも覚えている。

歯医者でのガリバーネットもそうだし、注射バックレもそうだし、このころからの回避癖というのは未だに直っていない。

いやなことに直面したら、引き返す。あるいは、回り道をする。
でも、結局は通らなくてはいけない道。

この先通らなくてはいけない道なら、早いうちに通った方がいいのにね。