diary

ついにこの日が来てしまった。行きたくない気持ちを押し殺して7時起床。驚くことに目が覚めた5秒後にアラームが鳴った。この染み付いてしまった社畜的な習慣は9連休ごときじゃなくなりはしない。

そーっと寝室のドアまで行って、「妻ちゃん妻ちゃん、行ってくるねー」とボソッと告げた瞬間、、、坊が飛び起きた。

わ、分かるのかな。

ヤバっと思い、すぐにまた布団に入り、「父ちゃん寝てるよー、坊ももう少し寝たらいいよー」と言ったところで時すでに遅し。「騙されんもんね、出ていこうとしたもんね、おいてっちゃやー!」と言わんばかりに大号泣してしがみついてくる。

もえー。

よっっしゃぁ父ちゃん休んじゃう、と言いたい気持ちを押し殺して、なんとか出勤の準備を進めようと、、、進まない。俺から降りない。

そして「下に行く」と要求。要求通りに階下に行き、ちょっとでも出勤準備と坊を抱きかかえたままトイレへ。、、、すると抱っこから自ら降り、大号泣しながら「2階に行く~」と階段を登り始めた。

ああ、母ちゃんね。
「母ちゃんは布団をしまっているから、すぐ来るよ~~」

聞く耳なし。

仕方なく、用も足さずに坊を抱っこして2階の寝室へ。母ちゃんを見ると安心して笑う。じゃあ父ちゃんは準備するね、と下りようとすると大号泣。泣きながら、母ちゃんの手と父ちゃんの手を離さない。

、、、ああ、2人一緒じゃないとダメなテンションなのね。。。

ということで、母ちゃんも一緒に手をつなぎながら3人同時では狭すぎる階段を下りてリビングへ。収拾がつかないので、母ちゃんにお願いして、父ちゃんは準備。父ちゃんが離れるとやっぱり泣き声が聞こえる。。妻ちゃんの機転で、すぐさま簡易的にご飯をあげているうちにサッと家を出た。

初日から後ろ髪を惹かれて出社。

成長は早い。いつまでこうして「おいてっちゃやー!」って号泣してくれるのだろうか。お互いツライから、早めにコッソリ出ていこうとするのだけど。。

鋭いな、坊。
単に起きる時間がきたから、眠りが浅くなっているという話もある。