diary

18時前くらいに突然妻ちゃんから入電。休日に広い公園や商業施設などで別行動とっているときに「どこ?」って電話したりされたりすることはあれども、仕事中に電話がかかってくるということは、、、ロクな事じゃないのは確定である。

一瞬で緊張感が高まり、電話に出ると泣きそうな声。

「ちょっと困ったことが、、、」

そんなことは分かりきっている。
妻ちゃんが妻ちゃんになる前から、妻ちゃんは仕事中の俺に電話をしてきたことはかつて一度もない。相当なトラブルである。

とにかく入電してそれが妻ちゃんからだと分かった瞬間から、様々なネガティブな妄想が繰り広げられたわけ。まぁ今おかれた状況だと、坊か姫かに何かあったのかなってのがほとんどだったけど、それだけじゃなくて泥棒が入ったとか、火事になっちゃったとかいうのも色々考えちゃうわけ。

自覚しているが、めんどくさい性格なんだよね。

「いいから早く何に困っているかを言え!」

「鍵落として家に入れないの」

家の前の側溝に落として拾えない。側溝のふたが重くて開けられない。公園に行っていただけから、財布は持っていない。リビングの窓も空いていない。坊も姫も一緒にいる。

ということで、とりあえずのところ安心した。

が、坊は半そで薄着だが、外は徐々に涼しくなってきた。しかも、電話の向こうから「いえ~、いえ~」と言いながら泣きまくっている坊の声が聞こえる。入りたい気持ちは母ちゃんの方が強く持っているよ、坊。

寒くなってくるから、とりあえず、恥を忍んで近所の家に入れてもらってと指示。

普段ミエコは19時くらいに帰ってくるから、俺が早退して帰るよりもミエコの方が早い。が、今日は飲み会らしい。どうしようもないので、もう定時まですぐなんだけど、事情を説明して早退した。連絡あって、近所の家に無事保護。しかも夕飯もいただいたらしい。。

で、19時半に帰宅。
遠いなぁ新しい職場。

すぐに妻ちゃんたちも帰ってきた。坊と感動の再開である。走り寄ってきて、超絶抱きついてきた。家に入りたかったんだよね。母ちゃん悪気なかったんだよ。

まぁびっくりしたけど、ある意味こんなんでホントよかったわ。
業務中電話は心臓に非常に悪い。

ちなみに、鍵は帰宅してきたミエコが針金を駆使して拾い上げた。
過去に同じことやったことがあるらしい。