cloudy,diary,sunny

今回も煮た大豆と煮汁をもって日高の「ひらい」さんへ。

すでに4年目の味噌の仕込み。
去年は10kgを仕込んでいるが、今年も10kg。まだ5kgの桶が床下で発行を続けているが、2年寝かせた味噌はどんな感じになるかも楽しみである。が、たぶん2年持たず消費されそう。

10時くらいに家を出て、東松山あたりのピオニウォークでちょいと時間をつぶして(父ちゃんのエプロン購入)、12時にお店へ。今回の開催日は参加者も少なく、去年は10㎏を一気に仕込んだが、ご厚意により仕込み用のデカイボウルを2つ用意していただいて、子供らそれぞれが仕込むことに。

坊は4回目。姫は3回目。
こうして毎年同じ時期にやるイベントは感慨深い。戦力が年々アップするのを目の当たりにできる。

もう4回目の坊は、ほぼ全行程1人でやり切った。手を出したのは麹と塩とつぶした豆を混ぜ合わせるところの本当に細かいところくらい。どちらかといえば、私は姫に付きっきり。姫も頑張ってくれたが、彼女の満足ラインが作業の完走ラインは及ばないため、各工程の中~終盤は私の仕事になる。

仕込み終了後。
去年は試食会には参加せずだったが、今回は2年ぶりに試食会にも参加。

「玄米ご飯の手巻き寿司」

玄米酢飯が激ウマ。そこにキュウリとチーズと、そして合わせ味噌。
美味い。試食と言いながらも、お腹いっぱい頂いた。

来年は醤油も仕込もう。

ところで。
何度かこちらの店にお邪魔して、仕込みのご指導を頂いているのだが、、、初回からずーっと思っていことがある。
それは、ご主人が親友の蕎麦屋に超そっくりなこと。

見た目は違うのだが、人懐っこく、情熱的で、世話焼きで、自分の好きなものをとても楽しそうに伝える様がとにかくそっくり。喋り方も似たような感じで、最初は敬語だが、まったく嫌気がささない感じでスーッと気づけば思いっきり懐に入ってきていて、タメ口になっているところなんてそっくり。それでいて嫌な感じがないところ。なんだろ、モノを教える人ってどこか「上から」がありそうなんだけど、この人のタメ口は全然イヤじゃないんだよな。

たぶん、すっげえ親しくなったら、ヤツと同じくめんどい部類だと思う。

ひらいさんは発酵モノ教室みたいな感じだけど、ヤツがそば打ち教室をやり始めたら、おそらく全く似たようなほんわかした雰囲気になるんだろうな、なんてかなり本気で感じている。

味噌作りなんて、一回やれば家でもいつでもできるのに、毎年ひらいさんで豆と塩を麹を購入して、わざわざ作りに行くのは、なんとなく心地良い雰囲気に触れたいというのがあるからだと思う。

来年も行きます。