型にはまらない。
夏過ぎたくらいから日課にしている、タイピングのトレーニング。
これは将来的にも無駄にならないスキルだと思い、寝る前にやらせている。早いうちからアルファベットも覚えるし。
が、当初、坊はあまりやろうとせず、ポロッと失言もあって母ちゃんに「やらなくていい!!」と突き放された。まぁ、それも分かるんだけど。
以降、坊はラッキーとばかりにやらなくなった。
秋くらいになり、姫はそこそこ上達してきた。
けど、やっぱり坊にもやらせたいな、と。
ちょうど小遣いの値上げを理由にしてやらせてみようかと妻ちゃんに相談したところ、まぁ良いと。
いうことで、小遣いUPのニンジン作戦で坊もやるようになったのが11月初旬。
もちろん姫の小遣いもUPする。
定常作業として入力されれば、あとは放っておいても勝手にやるようになる。
訓練は、とあるWebサイトでタダで練習できるサイトで行う。
もちろんローマ字入力。父ちゃんとしては入力もヘボン式で覚えてほしいのだが、、、まぁそれはそのうちでいいか。
PCにも子供らそれぞれのアカウントを用意していて、ログイン、ログアウト、シャットダウンと、サイトへのアクセス方法も仕込んである。
11月の中頃になると、坊は上達速度も早く、「パソコンで日記を書きたい」と言ってきた。設計図以外の創造的なことをやりたがる坊の性格。でも、私の想定外だった。
ならば、とメモ帳の開き方、保存の仕方、タイピング練習では登場しない、全角半角の切り替えや、句読点やカギカッコの入力方法を簡単に教えた。
操作はすぐに覚えて、今日に至るまで、コツコツ「1行日記」を続けている。もちろん、タイピング練習も行っている。
ちなみに、日記を書くようになってから、日本語変換機能の候補変換をOFFにしてある。便利な機能ではあるが、学習には邪魔な機能なので。
と、こんな感じで坊は放っておいても、自発的に考えて(考察)、行動し(検証)して、失敗しながらも学習していく。
しかし、姫。
要領よく立ち回り、周りも空気も読める。言われたこと、定常作業はこちらから指摘する前にサッサとこなす。言われたことはやるが、言われないことはやらない。
「やる」場合においても「こなす」ことが目的となってしまっている。
宿題も「終わらせる」ことが目的で、中身を考えない。また、ズルして早く終わらせる。「ズルするな」「ズルとはこういうことだよ」ということは説明していないから。
そんな感じだなので、身につかない。ズルしているのは、、、母ちゃん入院中に私が見たときに発覚。もちろん指導。
タイピングもそう。タイピングの画面では、お題の日本語が表示され、その下にローマ字が表示される。姫は、ローマ字と言うか羅列しているアルファベットしか見ていない。
だから、「さ」が「SA」だとあまり理解していない。叩くべき記号(アルファベット)が、キーボードのどこにあるかは覚えてきているのだが。打つのはまぁまぁ早いけど。
まだ1年生だが、もう1年生。
「なぜやるのか」の意味を「考えられる」ように、コツコツ指導していくしかない。
か、興味の方向性なのかなぁ。
ニンジンの有無なのかなぁ。
傾向分析は見たままの事実だから簡単なのだが、、、教育となると難しいなぁ。
ただ、徐々に変わっていく子供らを見ているのは楽しい。