最初は13年前、不合格。
先週くらいから、地元駅の改札の前に「○○大学送迎バス乗り場→」的な紙を掲げた人が立っている。
そんな時期です。
昨日、出社するときにラジオでこんな投稿が紹介されていた。
「合格発表のページで緊張してクリックするのに時間がかかりました」
今の合格発表ってのはインターネットで確認できるんだねぇ。
昔も地方からの受験者のための電話通知サービスがあったり、俺の時期(大学受験)だって合格者の番号が書いてある封書が送られてきたりはした。
まー受験生にとったら合格発表の方法なんてどーでもいいんだよね。
自分が受かっていれば。
でも、なんというか現地(入学したい学校)に赴いて、ドキドキしながら番号を見るってのは意外と鮮明に記憶に残る。
いやぁ思い出すなぁ。
高校入試のとき、すでに推薦で合格もらっているヤツと電車で一緒になっちゃって、、、そのまま一緒に見に行ったことを。緊張したねぇ。
「かーちゃん。やったよ受かったよ!」
とかいう電話をするのであろうと思われる公衆電話の超行列。俺はそんな行列を横目にやや興奮気味にさっさと入学要項をもらって中学校経由で帰宅。
まぁ、むしろどちらかと言えば落ちた方が圧倒的に多いので、苦い思い出の方がたくさんあるんだけどね。今となったら全部いい思い出。
それが。
今はコッソリ家でインターネットに接続されたPCを起動し、マウスを動かすだけで合否が分かる。
10年後、たまたま仕事の合間にネットサーフィンしていたら母校のページを見る機会があって。そこに「合格発表はこちらをクリック」と書かれているのを見て、
「ああ、10年前の合格発表は緊張したなぁ。人差し指が震えちゃってね。」
なーんて思い出すのだろう。きっと。
東大のアメフト部が合格者をムリヤリ胴上げするニュース映像を見ることもなくなるんだろうな。いつの日か。