project水 第三章 ~移動開始~

diary

9時30分。南千歳駅に到着。このままこの電車に乗っていれば31分後に札幌に着く。それじゃ、つまらない。
しかし、懐かしい。この駅に降り立つのは約7年ぶりか。長万部以来、何度か北海道には着ているけど、函館入りがほとんどだからホントに久しぶりだ。

人が少ない。というかだーれもいないので意気揚揚と自分撮り。でも。喋るのには抵抗感。

さて。予定通りヒッチハイクしてやる。

南千歳駅

ヒッチハイク。 10時。国道36号線でヒッチハイク開始。札幌まで41km。
ヒッチハイクに必須な道具。それは行き先ボード。これがドライバーにアピールする重要なアイテムである。だが。持ってこなかった。理由はかさばるから。

自分撮りには不安があったが、ヒッチハイクには不思議と不安はなかった。

自分撮りしながら、喋りながら5分経過。両腕を上げているためにいきなり疲れる。そしてビデオを止めた瞬間、1台停まった。開始5分足らずでGet!

交渉中はさすがに回せなかった。やっぱり怖いよ。
でも快く乗せてくれた。なんでもさすらいの旅人らしく、全国を車1台と相方1匹で回っているらしい。男だ。歳は同じくらいか、やや年下かという印象。とても気さくで話し掛けてくれまくり。

よく考えると見知らぬ人を乗せる人に内気な人っていないか、やっぱり。

会話しつつ約30分くらい。30kmも走ってくれた。国道36号線沿いで下ろしてもらった。けど、完全にどこかわからない。
ヒッチハイク成功。

相方。 まぁ、札幌まで13kmって出ているから歩くか。
なぜ歩こうと思ったか。なぜヒッチハイクをしようとは思わなかったのか。

それはすでに都市部に入りかけていて、車どおりが激しく、店もありまくったから。こんなところでヒッチハイクはさすがに怪しい。ただでさえ怪しいんだから。

10時30分。札幌市内に向けて歩き出す。

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Posted by yachi