2014年10月

6時前くらいから姫が起きた。ご機嫌でうつ伏せにひっくりかえって、ニコニコしている。が、まだ元に戻るスキルを習得していないため、疲れてくると泣く。すると、坊も合わせて起きてくる。
場合にもよるけど、坊はいったん起きると、ほぼ二度寝しない。
なので、全員起床！

朝ごはんもそこそこに、坊は母ちゃんと外に遊びに。
あまりの朝の早さに、俺は姫を抱えたままソファーで爆睡。姫も爆睡。

9時半ごろに、近所の幼稚園の運動会の見学に行った。

自前の園庭での開催だが、場所取りすげぇ。隙間ねぇ。
運営側も撮影エリアを設けて、さらにプロも雇っていた。近年エスカレートする場所取りと撮影争いの混乱防止のためだと思われるが、、、こりゃ大変だわ。

坊は、園庭の端っこの遊具で遊ぶ。
人が多いので、気を抜くと迷子の恐れがある。そうならないよう、しっかり捕捉していたが、しばらくすると坊の動きがおかしくなった。明らかに、父ちゃんか母ちゃんを探している様子。3メートル後ろにいるのだが、、、自分で自分が迷子であることを認識したと思われる。

申し訳ないのだが、面白いのでどういう反応をするか見ていた。
うろうろ、きょろきょろ。しばらくすると立ち止まって「いにゃーい！」と号泣が始まったところで抱きに行った。坊、ずっと見ていたんだよ。すぐに会いに行かなくてごめんね、と。

運動会には未就園児用のプログラムも用意されていて、妻ちゃんは参加したがっていたが、それまでに少し時間があることと、もう結構見ちゃったので、離れることを提案して受理された。

時間も11時といい時間だったので、ご飯にいくことに。
妻ちゃんに食いたいものを聞いたら、「気分的にピザ」とのことだったので、上尾のピザ工房馬車道へ。

が。
店がなくなっていた。。。
採算取れない店舗だったのか。休日昼時でも空いているのがよかったのに。これもまだまだデフレの影響があったのか。。まぁ休日昼時でも空いていたってのが原因か。

仕方ないのでアリオでメシ。
食い終わって中を少し散歩。

アリオ上尾には、館内を走る電動の機関車があるのだが、、、一回300円。まぁ金額の問題ではないんだけど、、、乗せない。すると、じーっと見つめて離れない。そして動き始めると、後を追いかける。かわいいのぉ。でもそんな頻繁には乗せない。まぁ、、、乗せたことないけど。

アリオを後にして、12時半くらいに丸山公園へ。

ミエコの話では、小さいころに何度か連れて行ってもらったらしいのだが、、、全然記憶にない。どこを見ても呼び起こされる記憶はなかった。坊は遊具で遊びまくり。結構広い敷地を散歩して、途中でおやつして、15時過ぎくらいに家路に。

やっぱり朝が早かったのと、いっぱい遊んだので、車に乗ると即寝。

でも、そんなに遠くないんだよね。
30分ほどで家に到着。が、起きなかったので、妻ちゃんと姫は家に入り、寝たままの坊と一緒にデリカさんの食事へ。ドアの開閉でも起きないほどよく寝ていたが、家近くで起きた。起きて、後部座席を見て、、、「まま、いにゃーい」と号泣。

父ちゃんいるでしょ～

帰宅して、母ちゃんにしがみついて母ちゃんと風呂に行った。
俺は姫と風呂。

姫は下の歯が完全に出てきた！

昨晩の話。20時ごろ帰宅すると、若干バタバタしていた。
10日くらい前から咳をしている姫が、かなり連続した時間咳き込んで、、、大リバースしたらしい。リバース内容は、ミルク交じりのアオッパナ。の後に、ついでにミルクも大リバース。

実際に見ていなかったのだが、これが自分で出せないから苦しいままなんだよね、と。そのおかげか、ここ数日はズビズビ息苦しそうだったのが、すやすや寝られた様子。

鼻水が原因で窒息死、なんてことがあったら、、、。
とにかく、ここ数日は心配で父ちゃんも頻繁に起きた。

父ちゃんは夏の終わりくらいから、ずーっと鼻ズビズビしているけど、、、似ちゃったのかな。。。

朝から雨。冷たい雨。父ちゃんだけちょっと寝坊。8時くらいに目が覚めたら誰もいねぇ。そういや7時前くらいに坊にツンツンされたような気がするが。妻ちゃんが気を効かせてくれたんだろう。最近このケースは何気に多い。。。

8時半くらいにリビングに下りて行ったら、坊は出かける気マンマン。
ここでも妻ちゃん、気を使って子供ら連れて出かけようとしていたのだが、そこは父ちゃんも行きますよ、と。

結構な雨の中、こどもの城に。
9時20分ごろ到着。室内施設なので、混んでいるかと予想していたが、逆に空いていた。台風の影響の大雨だったから、出控えしていたのかな。

久しぶりに姫をエルゴ抱っこ。
坊は豊富な遊具で遊ぶ。母ちゃんが一緒にいるので、坊を任せて姫と施設内を散歩。、、、しようとすると、「ちゃっっちゃ！」と言いながら追いかけて、連れ戻しに飛んでくる坊。よしよし。

ところで。

常日頃から、妻ちゃんがどっぷり坊を見てくれているわけだが、最近よくこんなことを聞く。

「今日は（も）公園で、○○ちゃんに遊んでもらったの」

ほぉ。
俺は、たぶん坊が誰かと絡もうとしても、まだ力加減などがうまく調節できない坊が、相手に何かやらかしてしまわないかというのが不安で、「坊、向こうで遊ぼうよ！」ってすぐに引っぺがしちゃう。完全に俺の都合である。

だから、誰かと遊んだとか、誰かに遊んでもらったとか話を聞いても、どうしてそういう流れになったというのは想像もつかなかった。

今日みたいに、妻ちゃんが坊を見てくれているのを遠目で見ていると、なぜ一緒に遊ぶことになったのかがよく分かった。

坊が遊具やらオモチャやらで遊ぶとき。すでにそこで遊んでいる子がいても、特攻する場合がある。すぐに引っぺがす俺に対して、妻ちゃんはなにもしないで見ている。もちろん、危険な感じになれば介入するのだろうが、坊がブロックを壊そうが、ちょいと押しのけるくらいであれば何もしない。逆に多少押されようが、少々叩かれようが何もしない。

ジッと見守っている。
（が、よそ見をしている場合もある。。。）

こうすると、ケンカになったりもするが、逆にちょっと年上の兄ちゃん姉ちゃんだったりすると、そのまま受け入れてくれたりする。

この光景を見たときに、俺は坊の大切な機会を奪っているように感じた。

さらに別のケースも。

おもちゃで遊んでいる子のそばに行って、「ぼくもぼくも！」って入っていくかと思ったら、すぐ横で手を出さずに正座して見ている場合もあった。ジッと。すると、そのおもちゃで遊んでいた、坊よりは1つか2つくらい上かと思われる女の子から「どうぞっ」って言われたら、、、一緒になって遊び始めた。

待つこともできるのか。。。

このケースも、やはり俺であれば初期の段階で引っぺがすだろうから、絶対にこういう風にはならない。坊は、きちんと待っていたのに、俺はきっと待てなかっただろう。「向こうのオモチャで遊ぼうよ」って。

ということで、たぶん俺だけが育児すると、たぶん、おそらく、なんとなく、きちんと育たない気がする。大切な学習の機会を、俺の都合で完全に奪っている気がする。もしくは、違う方向に誘導してしまっている気がする。

妻ちゃんは大雑把なところあるけど、意外ときちんと育児しているんだよなぁ、と強く考えさせられる日だった。

坊はしっかり成長している。
親も、親として少しずつ成長しているだろうか。

そして、今は俺の抱っこで寝ている姫も来年には走り回るのか。

入社して初めての全体会議。本来であれば大宮の健保グラウンドで野球をしていたはずなのだが、まぁ仕方ない。とくに会議だっていうから確認しなかったのが悪いんだけど、、、50人くらいいて、スーツ俺だけ。

カメラも持ってきて、様子を撮ってくれというの重たい一式（三脚も）持って行って、会議中にパシャパシャ。1人だけスーツ着た知らないやつが、会議の様子をでかいカメラで撮影している。

ああ、業者か！

いいえ、ニューカマーなんですけど。。
まぁ確認しなかったのが悪かったんだけど、ひとこと言ってくれればなぁ。

21時半くらいに帰宅すると、リビングには坊はいなかった。
お、寝たのかなと。風呂をすませて、寝室へ。入ると、坊がほわーっとまさに寝る直前。

が、、、。
「あ、ちゃっちゃ（父ちゃん）」

と、起きてしまってしばらく遊ぶことに。眠いので大あくびを連発するのだが、とうちゃんと遊ぶ。眠いので寝転がったままだが、父ちゃんをつついてみたり、蹴ってみたり。

まぁかわいいわけ。

「めぇ」と言いながら、目のあたりを触ってくる。
「はな」ときれいな発音で鼻を触ってきたかと思えば、「あなぁ」と言いながら指を突っ込んでくる。分かってやってんのかな。。
「ひえぇ」と言いながら、眉毛を触ってくる。坊、そこは眉毛だよと言うと、「んけ」と言いながら触ってくる。じゃあ髭はどこ？と聞くと、顎を触ってくる。

まぁかわいいわけ。

しかし、姫が5日ほど前から風邪っぽい。
乾いたような咳、昨日くらいから鼻水も出ている。

夜寝ながらコンコン咳をしているが、まだ呼吸はあまり苦しくないおかげか、そのまま起きることなく寝てくれているが、、、心配である。
ちなみに、俺のくしゃみで姫は起きてしまうことが多々ある。

お父さん、うるさくてごめん。

当然、坊も経験済みだが、姫は寝返りの片道を習得した程度。
そんな無抵抗な姫にちゅっちゅしているせいかな、、、。ちゅっちゅされても、にまぁって笑いかけてくるから、、、つい。

お父さん、うざくてごめん。

18時前くらいに突然妻ちゃんから入電。休日に広い公園や商業施設などで別行動とっているときに「どこ？」って電話したりされたりすることはあれども、仕事中に電話がかかってくるということは、、、ロクな事じゃないのは確定である。

一瞬で緊張感が高まり、電話に出ると泣きそうな声。

「ちょっと困ったことが、、、」

そんなことは分かりきっている。
妻ちゃんが妻ちゃんになる前から、妻ちゃんは仕事中の俺に電話をしてきたことはかつて一度もない。相当なトラブルである。

とにかく入電してそれが妻ちゃんからだと分かった瞬間から、様々なネガティブな妄想が繰り広げられたわけ。まぁ今おかれた状況だと、坊か姫かに何かあったのかなってのがほとんどだったけど、それだけじゃなくて泥棒が入ったとか、火事になっちゃったとかいうのも色々考えちゃうわけ。

自覚しているが、めんどくさい性格なんだよね。

「いいから早く何に困っているかを言え！」

「鍵落として家に入れないの」

家の前の側溝に落として拾えない。側溝のふたが重くて開けられない。公園に行っていただけから、財布は持っていない。リビングの窓も空いていない。坊も姫も一緒にいる。

ということで、とりあえずのところ安心した。

が、坊は半そで薄着だが、外は徐々に涼しくなってきた。しかも、電話の向こうから「いえ～、いえ～」と言いながら泣きまくっている坊の声が聞こえる。入りたい気持ちは母ちゃんの方が強く持っているよ、坊。

寒くなってくるから、とりあえず、恥を忍んで近所の家に入れてもらってと指示。

普段ミエコは19時くらいに帰ってくるから、俺が早退して帰るよりもミエコの方が早い。が、今日は飲み会らしい。どうしようもないので、もう定時まですぐなんだけど、事情を説明して早退した。連絡あって、近所の家に無事保護。しかも夕飯もいただいたらしい。。

で、19時半に帰宅。
遠いなぁ新しい職場。

すぐに妻ちゃんたちも帰ってきた。坊と感動の再開である。走り寄ってきて、超絶抱きついてきた。家に入りたかったんだよね。母ちゃん悪気なかったんだよ。

まぁびっくりしたけど、ある意味こんなんでホントよかったわ。
業務中電話は心臓に非常に悪い。

ちなみに、鍵は帰宅してきたミエコが針金を駆使して拾い上げた。
過去に同じことやったことがあるらしい。