diary

台風がまともに関東直撃。
近年ではあまり記憶にない軌跡。
21日 水曜日

10時半ごろ
「各組織長、上長判断での就業時間内での帰宅を認める」ということが全社発報。

12時
部署で上記通知が発報。
昼休み。都内の職場の外はまだまだ静か。雨もパラパラくらいか。
部内の、普段つくことのないテレビで台風情報を。

14時
他の担当チームがパラパラ帰宅はじめた。
ウチの担当チーム上長も帰宅指示。

15時過ぎ
家路に。15時14分の我孫子行きが定刻より1分遅れで到着。
まだ遅れていない。車内はやや混雑気味。

16時
途中駅でやや遅れを繰り返しながらも、さほど大きな遅れなく金町到着。
車内はかなり混雑。やっぱり結構な人々が早く帰ってきているのだろう。

次の駅が目的地という金町で、江戸川河川上の風速計が30m/s超を叩き出し、待機。待機。待機。

17時
まだ金町。
動く気配なし。というか、ピークに向かっているのだから、こりゃ相当動かないだろうと、行動を起こす。

タクシー乗り場。
50人くらいはいる。しかし、タクシーはやって来ない。駄目だ。

バス乗り場。
江戸川を越える路線がない。うーん。

この時点ですげぇビショ濡れに。。。やばい。寒い。

たぶん、電車はあと数時間は動かないので、とりあえず小岩駅行きのバスに乗る。

17時20分
新柴又駅で降りた。北総線に掛けてみよう。
ってか誰もいねぇ。駅員さんに聞くと今さっき前線ストップ。
ネックは江戸川上の風速。タクシーなんて全くいねぇ。

17時40分
再びバスで小岩駅へ。

このバスの運転手さんがすげぇ丁寧かつフランクで、人の良さがにじみ出ていて結構癒された。

「今日はね、極力ね、座っていただけますかね」
「今日はね、いつもより気合入れて捕まってくださいね」
「色々物が飛んできて、安全を心がけているのですがね、急ブレーキが避けられない場合もあるかもしれないので」

って乗ってくる人がいるたびに丁寧に親しみやすい言葉でアナウンスする。
更にはバス停で結構乗り込みの行列ができているときに、

「あーお客さん。小銭探すのは中に入っちゃってから探そう。うんうん、後ろのお客さんすっごいずぶ濡れだからね」

と気遣う。

で、人が乗ってきたのでまた注意を促すアナウンスと延々としていた。
こういうコミュニケーションって大切だと思う。好感を持った。

18時
JRもアウト。やっぱり江戸川を越えるのが鬼門だ。
ここは屋根があるタクシー乗り場で待つことに。ざっと70~80人くらいは前にいる。

19時30分
タクシー来なかったぁ。やっと乗り込んだ。
なぜかこの運転手もやたら話しかけてくる。しかも全然心地悪くない。

20時
渋滞を抜け、普段なら10分もかからない道を30分かかってやっと帰宅。
ここまで5時間。

雨に濡れて、体が冷え冷えだったので温か目のシャワーが気持ちいいこと。
飯を急いで食べた。

21時
雨はほとんど止んでおり、強風のみの状態になっていた。

再び家を出た。
再び都内へ。。。

車で迎えに。
どうせ江戸川を超えるルートはほとんど動いていないので、早い段階で帰宅は無謀と判断し、会社待機を指示していた。俺は早めに帰宅指示が出たので、迎えに行くよ、と。

市川ま出て、蔵前橋通りを走る。
下り線の渋滞が酷い。。まだほとんどの路線が止まっているから。
バス停の屋根が吹っ飛んでいたり、中央分離帯に業務デスクが引っかかっていたり。。

市川大橋小岩駅付近まで20分。
新小岩を抜けて平井大橋。

うわぁ、、、すげぇ人が歩いている。

丸八通りから新大橋通りへ。
どの道も下りの渋滞が本当にすげぇ。

21時50分
人形町付近でピックアップして再度家路に。

もうどの道を選択してもどうにもならないと思われたので、蔵前橋通りから三ツ目通りを抜けて水戸街道へ。

何が正解だったかとう答えは分からないけど、たぶん首都高小松川線で市川まで行ってしまうことが一番早かったのではないかと思う。時間を買う感じにはなるが。

25時過ぎ
2度目の帰宅。
すっげぇ疲れた。

ちなみに、2回目の帰り道で道に壊れた傘を何十本と見たが、、、壊れたらそこら辺にポイ捨てしちゃうのかなぁ。ちょっと切ない。