diary,sunny

もともと、長距離ドライブ用の退屈しのぎにと調達したタブレットだが、気づけば家の中でも見るようになり、とくにそれに制限をかけなかった。
母ちゃんは動画視聴しかしないことをに対して何度か注意を促してきたが、それでも、強制的に時間を区切ったり、ロックを掛けたりはせず、あくまでも自主性に任せた形。

しかし、やっぱり今日も起きたら動画。
あえて何も言わずにいたら、朝起きてから夕飯までずーっと動画を視聴し続けた、と。

よくネットでネタにもなったりしているが、、、「黒沢」の一幕で「強制されて、人間はかろうじてまともなんだっ・・・」っていうのが頭をよぎる。坊は学校に行きたくないって言っているわけではないんだけど。
注意も抑止もしてはいるけども、翌日になればカラッと忘れて、黙っていたらまた動画を朝から晩まで見続けるというのを、、、「子供の意見を尊重」して、「ずっと見たいなら見ればいいじゃない」って結論付けてしまうのは、ちょっと違うかなと思っている。個人的には。

そこで、黒沢がよぎったわけ。
極端な話ではあるんだけど、割と共感できてしまう部分も多々あり。(親になってから見るとまた感じ方が変わるなぁ、と)

「尊重して野生児」か「強制してロボット」か、みたいな議論もあるけども、それはそれで超両極よね。

社会に出れば、理不尽なこと、強制されることなんて当たり前。そもそも社会に出るわけで。であれば、小学生の今なんて、強制されることを、その流れに合わせられるような何かを学んでいくものだと思っている。定められた枠の中で、自由にできるかどうか。

何にせよ、バランスではあると思うけど、そのバランス感覚を早いうちから養ってほしいとも思う。私は、意見は尊重するが、行動も強制する。高校には行かすよ。強制は高校出るくらいまで、かなぁ。

お父さんは学校を卒業してから、ずーっと組織に属しているけど、自分のやりたいようになんてできるワケがない。そこまで自由になんかやるって気もなし。だって組織だし。リスクも冒す気もないので、平穏にサラリーマンで社会人人生を終えるつもりである。たぶん。

仕事ではストレスや不満しかなくて、楽しさややりがいなんて皆無な日常だけど、毎月給料もらえるし、社会保障も厚くされているし、生活面での不満はない。給与安いってのは置いておいても、毎月決まった額が入るのは安定的といえると思う。だいたい、給料安いと思うなら資格取るとか、スキル上げるとか、会社変えるのだって自由。値段がつかないのは自分の実力と運のせいなので、、、私はそこそこ努力をしてきて、そこそこ頂いています、というべきだな。

で、坊には動画視聴もゲームも禁じたのが昨日。
まずはその中毒性の強い動画視聴を抜いてから、時間を定めて許可していこうと思う。嗜好の道具を与えたのは私なので、その責任は最後まで持とうと思う。

ちなみに、、、その空気を読んで姫も動画とゲームを自重している。姫には何の制限もしていない。
、、、読みすぎもどうかと思う。

姫は坊とまた違った懸念点を持っている。
それもまた、、楽しくも悩ましい。