気を抜かずに。

diary

あーもー水曜日なんだ。
本日は納品した品の一部機能の立会いで2人が現地に行く。とくに問題がなければ何もすることはなくただその場にいるだけだろう。俺は留守番の予定。他にもやらなくてはいけないことがあるし、今回は行かなくてもいいだろうという話で。

ところが。昨日。1人が体調イマイチで早退した。体調が回復しなければ欠勤の可能性もある。もしかしたら出動かもしれない。もしもに備えて勝負服(スーツ)で出社しないと。、、、の思いが強かったらしい。変な夢を見た。

ホームに立っている俺。電車に乗り込む俺。バッチリスーツを着ている俺。周りの視線が俺の足元に集まっていた。ふと足元を見ると真っ赤なスニーカー。あーやっちゃった。という夢。そこだけなぜか覚えている。というかそこだけしか覚えていない。

一応、会社に勝負服セット一式は常に置いている。いつ何時も出動できるようにと。しかし。一式ではない。革靴だけない。革靴だけ一足しかもっていない。意味ないねぇ。緊急出動できないじゃん。

サラリーマンにあるまじき革靴一足しかない俺。
社会人にあるまじきといえば。いつまで礼服を買わずにいられるか。

で、結局体調不良は回復せず。緊急出動かと思われたが、部長が代わりに行ってくれました。ま、例によって思いもよらぬ大問題が発生して早々に帰ってきたけど。もちろん、ウチの不手際でも不具合でもない。(もしウチの手落ちだったらここに書くわけがない。)

20時ごろ。会社では激しい雨が降っていた。歩いて1分の駅にたどり着くために、わざわざ傘をささなくてはならないほどの雨。それでもかなり濡れるほどの風。

いつも会社近辺で雨が降っていても船橋につくとやんでいることが多い。今日もそうだった。あれだけ激しかった雨もその勢いをなくし、かわいらしい小雨。駐輪場までの道のりも傘は必要なかった。そそくさと自転車に乗り込み、帰路についた1分後。空は突然顔色を変えた。

暴風雨。だけでない暴風雷雨。ホントに突然だった。電車を降りたときこの状態ならば間違いなくバスを選択したであろう程の暴風雷雨。でももう遅い。強行して家に帰るしかない。傘はさす。だが、その役割を果たさない。

光る空。光ってから音がするまで頭の中でカウントする。10秒。うん、まだ遠い。しかし。徐々に光のレベルが上がっていくと、眼前に広がる一筋の稲妻。怖い。まじ怖い。と。一瞬あたりが真白になった。これまでに体験したことのないほどの空間がそこにできた。

落ちた。200か300メートル離れたところに建つ高圧線に。轟音と光が同時だった。怖いってもんじゃない。怖いってもんじゃない。

高圧線から警報が聞こえた。あー落ちたんだ。それでもまだやつはすぐ頭上にいて、荒れ狂っていやがる。傘はさしていたけど、意味をなさない。そそくさとたたんだ。もう一刻も早くこんなところに居たくない。家がいつにも増して遠い。

で。家に着いて15分もしたら止みやがった。

diary

Posted by yachi