母ちゃん先生。

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坊は2年生になったが、学校は始まらず。
いったんはGWまでとの通知はされているが、世の中を見ているとそれ以降も延びる可能性もありそう。

坊の学校のリズムを崩さないようにと、妻ちゃんがいろいろと思案し、それを実施している。
3月初めから突然の休校となってから、いろいろ試してきていたものが、形を成してきた感じ。
私は4月8日から在宅勤務でずーっと家にいるが、いる分だけその苦労を見ているし、見ているだけで何もしていない。(仕事だしという言い訳)

朝の体操から、午前中、午後の時間割。
8時、8時半、9時などの時間の区切りにはセットされたチャイム音が鳴る。

そして母ちゃん先生の授業が始まる。

学校から指示されたのはせいぜいドリルくらいらしいのだが、全教科書を確認し、それぞれに沿った学習をネットで探したり(今この情勢でフリーな教材を出してくれている出版社も多い)、坊が弱い、弱そうなところの問題集や参考書を探しては購入している。それらを夜な夜な印刷あるいはコピーして、明日以降のプリントを作成。そして、すでに据え置かれた勉強机(ちゃぶ台も買った)にキレイに並べている。コピーしているのは2年後の姫用にするらしい。準備しているさまは若干楽しそうに見える。

学校と同じように45分間を1時限としているが、学校と違って科目が柔軟に変わる場合がある。
「たまには図工したい」とリクエストがあれば、組み込む。画材等は教科書を参考にしてあらかじめある程度は仕込んである。とはいっても、絵の具や色鉛筆はあるので色紙くらいか。画用紙もこの騒動以前から遊び用にある。

母ちゃん先生の授業は、手製のプリントの自習学習が主体だが、ビタッと隣にいて、時折色々教えている模様。
そして時折聞こえてくる怒りの指導の声。すすり泣く声。まぁ学校ではなく先生ではなく母ちゃんなので弛緩した態度となる場合のシメであるとのこと。

先生曰く、「濃いよ、学校よりかなり濃密」だそうで。

私は隣の部屋で勤務している。
オンラインでのミーティングもそこそこあるが、1日中話しっぱなしの日は少ない。そうすると、木造家屋かつ窓も開けているので、授業が聞こえてくるのだけど。
指導の声がすげー気になる。。。

しかし。
母ちゃん、君の方が濃いだろうと。
毎日3食作って洗濯して買い物して、準備して授業して。その他にもお菓子作りや散歩、なわとび、工作、塗り絵などなど、、、本当にずーっとどっぷり。
とても感謝しております。

いつまで続くのか。
割とこいうのもアリなのかな、と不謹慎ながら感じてしまうのもまた事実。なんか母子ともに成長しているのを目の当たりにしているので。

色々な家庭とその分だけの家庭の事情があると思うけど、この休校明けたらきっと差がでるよね。。。

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Posted by yachi