ばあちゃん。
3日前に施設から「高熱が続いている」と連絡があったそうで、緊急に親近者が呼ばれた。コロナではないらしい。
で、昨日の夜にミエコが施設に直接連絡したら、熱が下がって持ち直したとのこと。面会もOKらしいとのことで、予約した。
3日前には叔父は面会に行ったらしいのだが、体調不良とのことでじいちゃんは行かなかったらしいのだが、今日連れて行くことに。まぁ、、、97だもんね。
ここ数年、ばあちゃんと会うときは最期だと思って会っているが、会えるのであれば会いたいと思い、母と祖母を連れて施設へ。急遽午前休。
母を連れ、叔父の家でじいちゃんを広い、施設へ。
マスクの上からフェイスシールド、ビニール製のポンチョみたいなのに手袋と完全防備で面会。
熱が下がって、入浴させてもらった直後のようで、髪も肌もきれいだった。もちろん仕事なのだが、丁寧に対応してくれているようで感謝である。
ばあちゃんはもう目が開かないのだが、じいちゃんの呼びかけに明らかに反応しようとしている。必死に呼びかけるじいちゃん見ていると涙出てくる。
行き道中の車中でじいちゃんが
「ボケちまうのは哀れだ。何もかも忘れちまうのは哀れだ。人生ってのは楽しい嬉しいってのと苦しい辛い痛いがあってこそ人生だ。オレは忘れたくねぇ。」
って言っていたのが印象的だった。
それでも必死にばあちゃんを呼ぶ。
あー、私は痛いのも怖いのもイヤだから、どうせなら最後の方は「ボケたい」って思っているのだが、、、色々と自分と重なってきて複雑な心境になった。
時間にして十数分の面会。施設を後にした。
3人でウナギ食って、じいちゃん送り届けて帰宅して出社。