diary

坊は台所が大好き。
開ける扉がいっぱいあるし、出せるものもいっぱいある。そして、調理台で料理したり、コンロで鍋煽ったり、シンクで洗い物をしたりするのをとても見たがる。人が洗い物をしているのに走り寄ってきて抱っこ要求。背が届かないから、上へあげろと主張する。でもあげると片腕が埋まってしまうので、洗い物やその他作業が止まる。

ちょっと待ってねと言えども通じず、泣く。反抗の主張である。

仕方がないので円形スツールをシンクの横に持ってくると、それに嬉しそうに登り、人の作業をジーっと見る。よしよし、これで作業の続きができる上に、坊主もおとなしくしてくれ、、、ない。すぐに自分もやると手を出してくる。
仕方がないのでダミーの鍋とおたまを差し出すと、見て覚えた「調理」を披露してくれる。

というのが10日くらい前。

今ではすっかり、「台」を移動すれば調理台の高さまで届くことを学習した坊は、抱っこ要求ではなくスツールを運べと要求してくる。スツールのところまで引っ張っていって、それをとんとん叩くのである。

「自分で運びなよぉ~」

と言ってみたら、なんと自力で運ぼうとする。
が、重くて動かない。だが、上部の蓋となる部分を外せば若干軽くなる。

「蓋取ったら軽くなるよぉ~」

と言ってみたら、なんと蓋を外して運びだした。
自力で調理台のしたまで運んで、登ろうとするも、蓋がないので登れない。

「蓋も持ってこないと登れんよぉ~」

と言ってみたら、「あ、そうか!」と言わんばかりに蓋を持ってきた。
うまくはめることができないが、そこはここまでの努力を買って、ちょっとだけ手伝ってあげると、嬉しそうに登って母ちゃんや父ちゃんの仕事を見て、真似しようとする。

もうね、メロメロなんですよ。