diary

坊は寝る状況を作れば、1人で寝られるようになったが、その状況を作ったとしても、「睡魔」が「遊ぶ」を大幅に上回るまで待つという時間はかかる。規則正しい生活習慣と、十分な睡眠時間の確保のために、そろそろ寝てほしいということもあり、強制的にゴロンとさせて背中トントンで寝かしつけることもまだ多い。

昨夜もあくびしたり目をこすったり、明らかに眠いのに、遊びまわっていたので、強制的に寝かしつけることにした。しかし、ゴロンして背中トントンでは全く寝ないどころか、じっとしていない。すぐに起き上がってしまう。5分間寝転がってじっとすれば入眠できるのに。

考えた。
なにか日常からヒントはないかと。

そういや、風呂上りに俺が綿棒で耳をコジコジするのをジッと見ている。そして、自分にもと要求してくる。我が家では耳鼻科医の指導により、坊に対する綿棒での耳掃除はしないことになっている。なので、耳の穴の外側を綿棒でスリスリしてあげる。すると、気持よさそうにして動きが止まる。それまで裸のままで走りまくっていたのが嘘のように、父ちゃんに抱えられながらホワっとしている。

これだ。

綿棒を持ってきて、ゴロンとさせた状態で坊の耳ツボをチョイチョイっと刺激する。あまり擦ると皮膚があれてしまうかと思ったので、軽く押すようにチョイチョイっと。耳たぶや耳たぶの裏から上の方、場所を変えてチョイチョイっと押す。

やはり動きが止まる。

こうなったらついでに頭皮マッサージだ。こめかみ、首の後など自分のツボをモミモミ。
すると、あっさり寝た!

耳ツボ作戦は使える。
頭皮マッサージは今までも背中トントンと併用したことがあるが、まずは耳ツボで動きを止めてからやると効果的だ。

坊、君だけでなく父ちゃんも成長しているぞ。