diary,sunny

一番最後に起きた私がリビングに降りると、朝食をとっている姫がデザートのブドウ(デラウェア)を残し、

「もういらなーい」

と。

その余りが父ちゃんに回ってきたのだが(もちろん結構補充されて)、私が食べていると姫が手を出してくる。手を出すどころか、父ちゃんを妨害しながら自分でパクパク食べている。

さっき「いらない」って言って、下げたのに。。。
気まぐれだなぁ、、、まぁいいか。一緒に食おうぜ、って姫を呼び込んだ瞬間、、、

どっかーーーーーん!!!

母ちゃんの放電が姫に落ちた。

そして姫は涙目で去っていった。。。

私は今日はフォロー役か。
しかし、、、姫がいない。。。
と思ったら、寝室でタオルケットに包まって小さくなっていた。

この技は坊だけじゃなかったのか。。。
または見て覚えたのか。。。

「姫ちゃんさー、なんで怒られたか分かるよね?」

極めて小さくうなづく。

「姫ちゃんさー、週末になったら森林公園に行ってさ、今度は自分の自転車で走ろうよ!」

「やるーっ!」

がばっと出てきて、復活。

母ちゃんはいつだって怖い。
そんな朝。